司法書士と調べると、オワコンだとか将来性がないとかAIで業務が取られるだとか、かなりマイナスなイメージの記事に出くわしてしまいます。
実際のところどうなんでしょうか?
私はまだ受験生の段階で、登記業務もしたことがありません。
実際に司法書士事務所などで補助者としても、働いたことがないので、憶測でしか言えませんが、オワコンなはずがないと思います。
なぜならば、地元の司法書士事務所がかなり多忙を極めているという話を聞いたことがあるからです。
実際に、私の知人が何件も不動産登記を断られたそうです。
もちろん、田舎だからなのかもしれませんが・・・。
ただ、大きく稼げるかは別として、個人相手ならば、結構依頼が来そうな気がします。
自分でやれるような一般の人もいるかもしれませんが、逆に登記についてまったくの知識がない方や情報弱者の方は一定数いるわけですし、AIにしても聞き取りがあるわけですし。
第一、国がAIにまかせっきりにするかどうかも微妙なところです。
例えば、こんな法律ができるかもしれません。
AIを使って登記をできるのは司法書士だけ
とか・・・・。
まぁ可能性はゼロではないと思います。AIで業務を簡略化し、司法書士が監視のような役割をする、そうなると司法書士は超楽になりますよね。
そして、登記の確実性も上がるわけです。
あくまでも勝手な想像です。
次に銀行という取引相手です。
私も詳しくは知りませんが、銀行が抵当権の設定などをするときは司法書士さんに頼むのでしょう。顧問契約みたいな感じなのかな?
これはもう地元の老舗の司法書士が契約を結んでおり、新規の司法書士の参入は難しい的なことが、良く司法書士が稼げないという理由で上がります。
ですが、本当にそうでしょうか?
確かにこういうパイプを持っている方ならば、かなり安定して、高額な収入を得られるかもしれません。
ただ、私のイメージとして、個人の顧客から仕事がまったくないわけではないということです 。
なので、銀行との抵当権設定の業務が取れなかったとしても死活問題にはならないのでは?
というのが私の考えです。
ということで、いろいろマイナスイメージの多い司法書士ですが、私は少なくともオワコンなど、不名誉な形容詞を付けられる資格ではないと思います。
実際に、働いたり、独立したわけでもなく、勉強し始めたばかりの受験生の立場ですので、説得力はゼロに等しいわけですが。
ただ、受験生のモチベーションを下げるような記事が多いのは非常に悲しいことです。